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<民泊>弘前大生が経験を基に町の活性化提案 インターン報告会 青森・三戸

町の課題と改善策を提案する学生

 青森県三戸町の農家に民泊しながら町活性化のアイデアを探る「三戸町農商工連携サポートインターンシップ事業」の報告会が18日、同町の梅内ふれあい会館で開かれ、事業に参加した弘前大人文社会科学部の3年生3人が課題や改善策を提案した。
 参加したのは太田真帆さん(20)、対馬陸さん(21)、高瀬晴花さん(20)。12日から7泊8日の日程で三戸町を訪れ、農家に泊まってリンゴの葉摘みなどの体験や実情を聞き取った。町内の食堂や空き店舗を活用して地域づくりをする「まちの楽校」でも作業した。
 報告会には受け入れ農家や商工会関係者ら約30人が集まった。3人は活動を通じて見えた問題点として「畑が広いのに人手が足りず、お手伝いの人も高齢化している」「イベントの時は若い人も来るが、知名度が低い」などを挙げた。
 その上で、若者に来てもらえるよう会員制交流サイト(SNS)の積極的な活用を提案。町民には見慣れた風景でも町外の人には魅力的に見えることを例に、話題をつくって情報発信することなどを呼び掛けた。
 対馬さんは「人生のエピソードを聞き、心が動くこともある。逆に自分たちの話をすれば、相手の心もきっと動くと思う」と農家民泊の良さを語った。
 報告を聞いた堤静子八戸学院大准教授は「皆さんは濃密な体験をさせてもらった。自分のフィールドに戻った時に、この経験を発信してほしい」と講評した。
 報告会後には3人に町から修了証が手渡された。山形市の実家がサクランボ農家という高瀬さんは「地道な農作業があってこそ、おいしいリンゴが作れることを実感した」と話した。


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2018年09月26日水曜日


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