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<校庭仮設住宅>宮城、岩手の14校 19年度末に解消へ

 復興庁は25日、東日本大震災で被災した岩手、宮城両県の小中高校計14校の校庭に立つ応急仮設住宅について、2019年度末までに全て解消する見込みになったと発表した。入居者が退去した仮設住宅は順次、解体工事が進んでおり、18年度内には10校、19年度内に残る4校の撤去が完了する見通し。
 8月末現在、校庭に仮設住宅があるのは岩手が宮古市、陸前高田市、山田町、大槌町の11校。宮城は石巻市と南三陸町の3校。
 両県沿岸部は仮設住宅の建設に適した平地や公有地が少なく、学校の校庭を活用する事例が相次いだ。最大で岩手は7市町村35校、宮城は7市町32校に設置。体育の授業や部活動、行事は近隣の学校の施設を借りるなどしていた。福島県には学校の校庭に整備された仮設住宅はない。
 吉野正芳復興相は記者会見で「震災前のように子どもたちが元気に運動する姿が見られる。復興への大きな一歩だと実感してもらえると思う」と話した。
 仮設住宅が撤去され、校庭が使用できるようになる学校は以下の通り。

 ▽岩手=鍬ケ崎小、宮古水産高(以上宮古市)、米崎小、竹駒小、広田小、横田小、第一中、高田高(陸前高田市)、吉里吉里中(大槌町)、大沢小、山田南小(山田町)▽宮城=石巻北高飯野川校(石巻市)、志津川小、志津川中(南三陸町)


2018年09月26日水曜日


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