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「仙台パルコ」開業10周年 久保田晋一店長に聞く/回遊性高まり集客増、「成長の余力」駅前まだある

久保田晋一(くぼた・しんいち)早大卒。1987年パルコ入社。メディアコミュニケーション部長、マーケティング担当部長などを経て2018年3月から仙台パルコ店長。56歳。神奈川県出身。
開業10周年を迎えた仙台パルコ

 JR仙台駅西口のファッションビル「仙台パルコ」(仙台市青葉区)が8月、開業10周年を迎えた。パルコ(東京)の東北初店舗としてオープンし、グループ店でトップクラスの集客力を誇る商業施設に成長した。久保田晋一店長に事業展開などを聞いた。
(聞き手は報道部・水野良将)

 −2008年8月のオープンから10年がたった。

 「仙台、東北の皆さまに支えられ成長できた。仙台パルコとパルコ2を合わせた18年度の延べ入館客数は1800万人を超える見込みになっている。17年度は1700万人強で、全国のパルコの中でトップの福岡店の2200万人に次ぐ客数だ」
 「入居店舗数はオープンから15年までは140〜150で、16年のパルコ2開店後は220強となっている。テナント取扱高はオープンから1年間が約100億円、12年度には130億円規模になり、17年度が200億円に上った」

 −10周年に関連した取り組みは。

 「改装に力を入れる。この秋、本館1階で地元企業のレストランやライフスタイルショップなど4店舗が新たにオープンする。さみだれ式に既存ショップのリニューアルも行っている」
 「展覧会型の企画を多く実施したい。10月下旬ごろには、顧客参加型のパーティーのようなイベントを計画している」

 −仙台パルコのセールスポイントは。

 「JR仙台駅前の商業エリアに立地しており、利便性が高い。ショップ構成はファッションやレストラン、物販などバラエティーに富んでいる」
 「主な客層は仙台パルコが20〜30代の女性、パルコ2は30〜40代の女性と捉えてはいるが、年齢や性別を問わず、多くのお客さまに来店していただきたい。週刊少年ジャンプの公式店舗『ジャンプショップ』の商品購入者は、男女比率が半々ぐらいになっている」

 −仙台駅前の商業エリアの動きをどう見るか。

 「この10年で大きく様相が変わったと強く感じる。16年にパルコ2やエスパル仙台東館がオープンし、集客力が拡大した。エスパル仙台やイービーンズ、ロフトなどとの間で回遊性が高まっている。駅前エリアはまだまだ成長の余力がある。商店街を含めて一体となり、さらに地域を活性化していければいい」


 【仙台パルコの沿革】
2008年8月 仙台パルコがオープン。店舗数148
  16年7月 パルコ2がオープン。店舗数84
     8月 仙台パルコ4〜6階が大幅リニューアル
  17年6月 仙台パルコ8階にポケモンセンタートウホクがオープン
  18年8月 仙台パルコ開業10周年


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2018年09月27日木曜日


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