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<B2仙台 変革の時>(下)渡辺社長インタビュー/積極的に仕掛ける

「試合会場でみなさんと一緒に喜びを分かち合いたい」と話す渡辺社長

 男子バスケットボール、B2仙台を運営する仙台89ERSの渡辺太郎新社長(39)に、これまでの手応えと今季の展望を聞いた。(聞き手は射浜大輔)

 −いよいよリーグ戦が開幕する。
 「気持ちのこもったプレーを見せると約束している。心地良いプレッシャーを感じている」

 −前哨戦となる東北アーリーカップはB1に昇格した秋田を破って優勝した。
 「実績のある桶谷監督を招くことができたのが全て。やりたいバスケができている。選手も自信をつけたと思う」

 −昨季の観客動員は約6万5000人。B1時代から大きく減少した。
 「今季は10万人が目標。『バスケの街長町へ』を合言葉にし、(仙台市太白区の長町地区にある試合会場)ゼビオアリーナ仙台を中心とした事業構想を描く。商店街とも連携し、フラッグを掲げたりイベントを開催したりするなど盛り上げていきたい」

 −スポンサー収入も増収を見込む。
 「スポンサー数は昨年の90社から100社に増えた。目標の2億1000万円に対し、1億8000万円まで到達している。シーズン中も積極的な営業活動を続ける。投資に対しては、勝利以外でも還元する。チームそのものの魅力を生み出すことが大切だ」

 −プロ野球東北楽天を運営する楽天野球団の創設メンバーだった。プロ野球界の経験は経営者としてどう生きているのか。
 「球団がニーズに応えるだけだと、ファンに満足はあっても感動はない。感動を生み出すにはニーズをつくる努力が必要だと現場で学んできた。ブースターのことを知って、積極的に仕掛けていく」

 −東北楽天はスピード感を重視する。
 「プロスポーツは1年ごとの勝負で、そのうち試合は半年ほど。思いついたことをすぐ行動に移さないとずっと後悔する。ファンのため、チームのために動いてマイナスになることはない。その時のテンション(高揚感)を大切にしている」

 −ブースターにメッセージを。
 「仙台にさまざまなスポーツがある中で、冬はバスケがある。まずは一度、アリーナに足を運んで下さい。がむしゃらに戦って、見ている人の心を動かすプレーを約束します」


2018年09月27日木曜日


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