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<ベガルタ>最大5.5億円増資 上位定着へ練習環境整備

 サッカーJ1仙台などを運営するベガルタ仙台(仙台市)の取締役会が26日、仙台市内であり、4億6570万円の資本金に最大5億5000万円を増資する方針を了承した。11月14日の臨時株主総会で決議後に割当先を決める。J1上位定着に向け、トップチームや下部組織の練習環境の整備などに活用する。
 2008年に現社名に変更後、増資を行うのは初めて。同年に約18億7400万円の累積債務を解消するため、当時約23億円の資本金の80.5%を無償減資している。
 クラブによると、筆頭株主の県と2位の仙台市を除く民間の主要株主やスポンサー企業を中心に、年内に3億円を調達。残りは19年以降、新規スポンサーも含め協力を求める。増資分で、当面は泉区に育成用のグラウンド整備を目指す。
 仙台の練習場は、トップチームが共に泉区の市泉サッカー場と紫山サッカー場を使用。仙台の下部組織と、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースはマイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場(泉区)を共用している。
 西川善久社長は「現在の練習環境はJ1で一番下のレベル。トップチームと下部組織があまり離れない場所で練習できるようにしたい」と話した。
 18年度の中間決算(2〜7月)が2000万円の赤字になったことも報告された。過密日程などによる入場者減などで、総収入が前年同期比1億3200万円減の13億5500万円にとどまったのが響いた。通期で1億円前後の赤字となる見込み。西川社長は「収入増と経費節減で赤字幅を縮めたい」と語った。


2018年09月27日木曜日


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