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<東北福祉大>全日本大学軟式野球、5年ぶりV 鉄壁の守り 5試合無失策

全日本大学選手権を制し、小野監督代行を胴上げする東北福祉大軟式野球部の選手たち=8月24日

 長野市で8月にあった全日本大学軟式野球選手権で、東北福祉大が5年ぶり3度目の優勝を果たした。同大は、硬式野球部が6月の全日本大学野球選手権を制した。奥田祐平前主将(4年)は「硬式の選手に負けていられないという思いがあった。肩を並べることができてよかった」とアベック優勝を喜んだ。

 守りの野球で勝ち上がった。中京学院大(岐阜)との決勝は、三回に1番川島直也選手(3年)の本塁打で奪った1点を、主戦新妻涼太投手(4年)が4安打完封で守り切った。
 決して恵まれた環境にあるわけではない。練習場はかつて硬式野球部が使った仙台市郊外のグラウンドで、外野は雑草が生い茂り、自分たちで手入れしなければならない。練習時間は講義前の午前6〜8時。多くの部員は用具代や遠征費を工面するため、夕方はアルバイトに励む。
 大学近くの室内練習場を硬式野球部が使わない時間帯に借り、自主練習を重ね守備強化に力を入れてきた。選手権は5試合で無失策。鉄壁の守りで栄冠をつかんだ。小野昌彦監督代行は「選手権は一人一人の状況判断が良かった。優勝への重圧もはねのけた」とたたえた。
 チームは4年生が抜け新体制となり、選手権連覇を大きな目標に掲げる。新主将の吉沢輝樹選手(3年)は「守りは自分たちの武器。他の大学からマークされる存在になっても、長所を磨き、負けないチームにしたい」と意欲を見せた。


2018年09月27日木曜日


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