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絹産業文化へ関心深めて 鶴岡市が市役所で蚕飼育を開始

蚕を見学する園児たち=25日、鶴岡市役所

 日本遺産「サムライゆかりのシルク」など旧庄内藩士が明治時代に始めた絹産業の文化に関心を持ってもらおうと、山形県の鶴岡市は20日、市役所1階の市民ロビーで蚕の飼育展示を始めた。蚕が繭を作る来月3日ごろまで続ける予定だ。
 25日には市内のマリア幼稚園の3〜4歳の園児ら約30人が見学した。約350匹の蚕は木箱で生後20日目を迎え、体長3〜4センチほどに成長し桑の葉を盛んに食べている。今後約1週間で専用の仕切り箱に入れると繭を作り始めるという。
 今春、幼稚園で蚕を飼育した園児らは「かわいい」「くすぐったい」などと話しながら蚕を手のひらに乗せたり、なでたりした。
 市内の養蚕農家は2015年にいなくなり、市は本年度から再興に向けたモデル事業を始めた。担当者は「養蚕の復興には市民の理解が大切だ」と話す。


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2018年09月27日木曜日


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