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<トリチウム水>海洋放出に意見三様 福島県議会の自民・県民連合・共産の3会派

◎自民・県民の声尊重を/県民連合・安易な選択にくぎ/共産・行わぬよう要望

 東京電力福島第1原発でたまり続ける放射性物質トリチウムを含む水の処分方法を巡り、福島県議会の自民党、旧民進党系の県民連合、共産党の3会派は26日、国への対応を求める意見書をそれぞれ開会中の県議会9月定例会に提出した。原子力規制委員会が「唯一の手段」とする海洋放出に対し、立場や表現が異なる内容となっている。
 自民党の意見書は「海洋放出について、県民の意見を最大限に尊重しながら、慎重に決定されるよう強く要望する」と記述。海洋放出に反対する県民の声に触れる一方、ため続けることによる廃炉作業への影響も「懸念される」と指摘する。
 県民連合も慎重な決定を求めているが、海洋放出に関しては「安易に選択することなく」と表現。共産党は「行わないよう強く要望する」と海洋放出に明確に反対した。

 トリチウム水に関しては同日の県議会一般質問でも取り上げられ、内堀雅雄知事は「第1原発の汚染水対策は極めて重要な課題」と強調。「国、東電は(県民らの)声をしっかり受け止め、慎重に検討を進めていくことが重要」と述べた。


2018年09月27日木曜日


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