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<仙台市・人事委員案取り下げ>異例の欠員、再提案めど立たず 当面2人で職務に

 仙台市が4日の市議会9月定例会開会日に、選任議案の提出を撤回した市人事委員会委員について、現職が任期満了となる27日までに後任が決まらず、3人のうち1人が欠員となった。後任の選任議案が市議会に提出されずに欠員となるのは異例。市は10月5日の会期末までに提出できるかを含め、対応を慎重に検討している。人事委は当面、残る2人で職務に当たる。
 委員の任期は4年。市職員や元職員が務めることが通例となっている常勤の委員長1人と、弁護士や大学教授ら外部から選任される非常勤の委員2人からなる。うち1人が9月27日に任期満了を迎えた。
 市は当初、定例会開会日に選任議案の提出を予定した。議会から候補者の弁護士の経歴に異論が出たため「全会一致で同意を得られる環境に至っていない」と提案を取りやめた。
 候補者は1990年代に仙台市民オンブズマンの一員として、市を相手にした複数の民事訴訟で、原告代理人を務めた。
 人事委事務局などによると、過去20年で欠員が出たのは、委員が任期満了前に辞任した99年4〜6月と、委員長死去に伴う昨年5〜6月にあったという。


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2018年09月28日金曜日


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