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<小中校エアコン>気仙沼市は設置せず「仙台より気温低い」 やませで度々冷夏も

 今夏の猛暑を受け、宮城県内で小中学校の教室へのエアコン設置を決める自治体が相次ぐ中、県最北部に位置する気仙沼市は27日、今年の平均最高気温が仙台市より2度以上低かったことなどを理由に、全教室にエアコンを設けない方針を明らかにした。「やませ」の影響で度々冷夏となる地域だけに、現段階では不要と判断した。
 市議会9月定例会の一般質問で、斎藤益男教育長が説明した。今年の7、8月の平均最高気温は27.1度で仙台市より2.3度低く、夏休みを除くと官庁が冷房をつける基準の28度を超えた日が9日だけだったことを理由に挙げた。
 全26小中学校の保健室にエアコンを完備し、「クールスポット」として活用されていることにも触れ「教育現場からはエアコン設置に関する直接的な要求は少なく、むしろ老朽化による施設の改修要望の方が多い」と述べた。
 市教委によると、市内に221ある普通教室のエアコン設置率は2.3%。普通教室や職員室など全てにエアコンを設置すると4億3000万円かかるという。


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2018年09月28日金曜日


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