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<女川原発1号機廃炉検討>東北電・原田社長「地域へ説明積み上げる」

女川原発1号機の廃炉を検討していることを説明する原田社長=27日午後3時20分ごろ、仙台市青葉区の東北電力本店

 東北電力の原田宏哉社長は27日の記者会見で、女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市、出力52万4000キロワット)の廃炉を選択肢として具体的に検討する方針を表明し、判断理由などを説明した。一問一答は次の通り。

 −女川原発1号機の廃炉検討を表明した理由は。
 「女川2号機で再稼働に向けた新規制基準への適合性審査が進み、1号機でも安全対策に関する見極めが可能になってきた。女川2、3号機や東通原発との設計上の違いを考慮し、安全確保などの観点から総合的に評価する」
 「1号機は一世代前の設計であり、2、3号機より原子炉格納容器が小さい。こうした点から、2号機で得た安全対策工事に関する知見や評価のうち、1号機には反映できないものも出てきた」

 −いつ結論を出すのか。
 「評価を進めているところであり、いつまでに判断するということはない」

 −3号機の扱いは。
 「適合性審査への申請準備を鋭意進めており、できるだけ早く申請したい」

 −東京電力福島第1原発事故以降、全国の老朽化した原発では廃炉方針の表明が相次いでいる。
 「『他社が廃炉にするから』ではなく、当社は当社として女川原発の位置づけや安全対策への検討課題を総合的に勘案して判断する」

 −今後、地域にどのように説明するのか。
 「原発の取り扱いは地域の理解を頂くことが大前提。1号機の廃炉検討についてもさまざまな機会を通じ、立地自治体や周辺地域に広く理解を得られるよう説明を積み上げる」


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2018年09月28日金曜日


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