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<楽天>内田、待望10号 5年目で2桁本塁打は球団高卒選手最速

2回東北楽天1死一、二塁、内田が右中間に先制3ランを放つ(佐藤琢磨撮影)

 東北楽天の主砲候補内田に二回、待望の10号が出た。球団の高卒選手として最速となる5年目での2桁本塁打は、右打者では生え抜き初という記録も付いた。
 「おまえが先発するこの日のために、10号を取っておいた」。試合前、同期入団の松井に約束した通りに先制弾を放った。二回1死一、二塁、1ボールからの2球目、直球を打ち損じ三塁席へのファウルに。続く直球を見逃すも外角低めいっぱいに決められ、追い込まれてしまう。それでも外角スライダー、真ん中低めへの直球を冷静に選んでフルカウントに。6球目、外角の打ちごろの高さに来た144キロを捉え、右中間席へアーチを架けた。
 追い込まれながら落ち着いてものにした価値ある一発にも、「本塁打を意識したわけではない。変化球も頭に入れて、直球に対応しただけ」と控えめ。広島での現役時代、同じく高卒5年目に2桁本塁打をマークした栗原打撃コーチは「待ち方に余裕を感じた。当たればどの方向ででもスタンドに入れられる内田らしさが出た」とたたえた。
 来季を見据え若手育成に注力するチームにとっても大きな収穫。だが、平石監督代行は「もっと早く10本打ってもおかしくなかった。これに満足せずもっと打ってほしい」とあえて厳しく注文した。(金野正之)


2018年09月28日金曜日


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