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福島・川俣の山木屋小、来春休校も 今春再開も新規入学予定なし

 東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた福島県川俣町山木屋小が、来春で休校となる見通しとなっていることが27日、分かった。今年春に地元で授業を再開させたばかり。在校生が全て卒業し、現段階で入学する児童がいないという。
 県内では原発事故後、避難先で授業を続けてきた県立高や、帰還困難区域にある浪江町の小中学校の例はあるものの、地元で再開した学校では初めての休校となる可能性がある。
 町教委は取材に「山木屋にゆかりの子どもたちを中心に、少人数教育など学校の魅力を積極的にPRしていく」と説明。引き続き児童の確保に努める方針だ。
 町教委によると、町に住民票があり、来春の就学を控える2人の児童の家庭から、避難先の町外の学校に入学する可能性を伝えられた。現在の在校生は6年生5人だけで全て卒業する。
 町は今後、町議会の議論などを経て、避けられない場合は早ければ12月に休校を決め、県に届ける。
 山木屋小は今春、山木屋中との一貫校として地元で再開した。在校生は中学生を含め15人。事故前の小中学生は計89人で、事故後は町内の避難先で授業を続けた。山木屋地区内の幼稚園は休園が続いている。
 県内では今年4月、富岡町、浪江町、葛尾村、飯舘村の小中学校も地元で授業を再開した。


2018年09月28日金曜日


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