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花町神楽にかわいい新弟子 名取・館腰小3年生、伝統文化に挑戦 郷土の先輩が手ほどき

児童にお手本を見せる神楽師

 宮城県名取市館腰小(児童314人)の3年生が、地元に伝わる市無形文化財「花町神楽」の習得に励んでいる。同校が「総合的な学習」の時間に神楽師団を招き、手ほどきを受けている。同校で18年間も続く取り組みで、児童は10月の校内行事で成果を発表する。神楽師団は「子どもたちに郷土への誇りを持ってもらいたい」と意気込む。

 3年生53人のうち15人が「弟子入り」した。本年度の練習は今月11日にスタート。10月13日に開かれる「杉の子音楽発表会」の前に計10回、花町神楽のうち「三剣(みつるぎ)の舞」を習う。
 19日にあった授業で、児童は神楽、おはやしの各担当に分かれて練習。神楽組の9人は約15分をかけて一通り踊ってみせた神楽師3人の動きを見た後、3人ずつの班ごとに各神楽師から基本動作を教わった。
 西戸健悟君(9)は「しゃがみながら刀を振るところが難しかった。昔から踊られている大切な神楽なので、習えてうれしい。発表会ではビシッと決めたい」と話した。
 神楽師団が館腰小児童への指導を始めたのは2001年。子どもたちに地域と交わって伝統文化を学んでもらおうと、学校側が依頼した。校長ら教員が代わっても、「将来、古里を語る材料にしてほしい」とずっと続いてきた。
 相沢幸一団長は「地域に神楽があると子どもたちに分かってもらうだけでも、いい取り組みだと思う」と語る。


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2018年09月29日土曜日


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