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<岩手県議会>「幸福度」議論深まらず消化不良 知事不在で憤慨する委員も

 岩手県議会は28日、議長を除く議員全員で構成する特別委員会を開き、県が策定中の次期総合計画(2019〜28年度)を審査した。次期総計を巡って初の本格論戦となるはずだったが、議会が達増拓也知事の出席を求めなかったため、議論は消化不良に終わった。

 「幸福度の指標を取り入れるのが、なぜ今なのか」「なぜ幸福度を計るのに『仕事・収入』より前に『健康・余暇』がくるのか」。5時間に及ぶ会議で、委員の質問は知事が主導して総計のキーワードとなった「幸福度」に集中した。
 地域ごとの振興策などプロジェクト11件について委員の一人は「知事の肝いりは含まれているのか」と質問。県幹部が答えに窮する一幕もあった。
 ある委員は「計画のそもそもの方向性や理念について答えられるのは知事だけ。知事が直接説明しないのは無責任」と憤慨する。
 ただ「知事は出席するに及ばず」としたのは議会側の判断だ。郷右近(ごうこん)浩委員長は「県の計画であって知事のマニフェスト(公約)ではないので、知事が全て答える話ではない」と釈明した。
 県議会は定例会に合わせて12月と来年2月にも特別委を開く。次回は知事にも出席を求めるという。


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2018年09月29日土曜日


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