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<B2山形>気仙沼出身の小野寺新監督「東北のバスケ発展に貢献したい」

練習でチームを指導するB2山形の小野寺監督。チームワークを重視する理論家だ

 B2山形の新監督に前B2信州監督で気仙沼市出身の小野寺龍太郎氏(36)が就任した。東北のチームを指揮するのは初めて。「東北のバスケ界の発展のために貢献したい」と意気込む。

 チームは7月2日に始動。29日の開幕戦へ向けて練習にも熱がこもってきた。新監督は一つ一つのプレーに「グッドパス」「グッドシュート」など積極的に声を掛ける。「選手が一つにまとまらないとシステムも機能しない」。チームワークの成熟に重きを置く。
 宮城・気仙沼西高卒業後、当時クラブチームだった、さいたまブロンコス(現B3埼玉)などでプレー。2004年の引退後は東京都内で会社員として働く傍ら、気仙沼市や宮城県南三陸町出身者を中心とした埼玉拠点のクラブチーム「宮城クラブ」を指導した。
 転機となったのは12年の岐阜国体。埼玉県成年男子のアシスタントコーチを務め、本格的に指導者の道を意識するようになった。翌13年に渡米し、米国独立リーグのサマーリーグでコーチ修行を積んだ。
 帰国後に会社を辞めてbj埼玉のアシスタントコーチに。プロチームの指導者として一歩を踏み出した。その後はbj奈良、埼玉、B2信州を率い、山形が4チーム目となる。
 「バスケットは理屈のスポーツで、ある意味数学や科学に近い」というのが持論。論理的に理解してもらうため、常に選手に対して質問の答えを用意し練習に臨む理論家だ。
 子どもの頃はプロバスケなど夢のまた夢だった。「Bリーグが発足し、子どもが目指すプロの道が具体的になった。自分もその中に身を置けていることがうれしい」。山形にプロバスケを根付かせるためにも、今季の飛躍を誓う。(射浜大輔)


2018年09月29日土曜日


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