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東北大教授2人が講演 「はやぶさ2」研究秘話熱く ホームカミングデー

講演後のトークセッションで、はやぶさ2について語る中村教授(中央)と吉田教授(右)

 東北大の卒業生らが集うイベント「ホームカミングデー」が29日、仙台市青葉区の川内南キャンパスなどで始まった。30日まで。初日は小惑星「りゅうぐう」を調査中の探査機「はやぶさ2」のプロジェクトに携わる同大の教授2人が記念講演した。
 はやぶさ2は6月、地球から約3億キロ離れたりゅうぐうに到着。今月21日には小型探査ロボを投下し、地表の撮影に成功した。今後、表面の砂や石といった物質を採取するなどし、2020年末に地球に帰還する計画だ。
 砂の解析などを担当する同大大学院理学研究科の中村智樹教授は、りゅうぐうのような小惑星が飛来したことで、地球に海や生命が生まれた可能性があるとし、「太陽系の形成プロセスや生命の起源のヒントが得られる」と強調した。
 同工学研究科の吉田和哉教授は、今月撮影された写真で、りゅうぐうの地表が岩で覆われていることが分かったことを紹介。「平らな場所を探して着陸することが、サンプル回収には求められる」と話した。自身が開発に携わった探査ロボは来夏に投下される予定。
 30日はスイーツ販売イベントや音楽祭が開かれる。


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2018年09月30日日曜日


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