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「むのたけじ賞」発足記念 反骨の精神たたえる 秋田鎌田さんが講演会

むのさんの足跡を紹介する鎌田さん

 秋田県六郷町(現美郷町)出身のジャーナリスト、故むのたけじさん(1915〜2016年)の思いを受け継ごうと創設された「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞(むのたけじ賞)」の発足を記念した講演会が28日、秋田市で開かれた。
 主催は、むのたけじ賞実行委員会。賞創設に関わった弘前市出身のルポライター鎌田慧さんが「ジャーナリズムと日本社会そして、秋田」と題して講演した。
 むのさんは終戦直後に朝日新聞社を辞め、横手市で週刊新聞「たいまつ」を創刊した。「徒手空拳で自分の道を切り開いた人。民衆の苦しみを和らげるために書いていった」と反骨の精神をたたえた。
 鎌田さんは、秋田市が候補地になる地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に触れ、「新たな基地を造るということは戦争をするということだ」と訴えた。
 むのたけじ賞は、むのさんが晩年を過ごした埼玉県の有志らが地域に根差した報道に取り組む個人・団体を表彰しようと創設した。


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2018年09月30日日曜日


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