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<千年希望の丘>南北10kmの公園散策アシスト 岩沼市がレンタサイクル 「フリーパワー自転車」も導入

県内自治体で初導入というフリーパワー自転車

 宮城県岩沼市は1日、東日本大震災で被災した同市玉浦地区に整備中の「千年希望の丘」で、レンタサイクル事業をスタートさせる。被災した市沿岸部の慰霊公園は南北約10キロに及ぶ。14カ所ある丘と丘を結ぶ遊歩道やかさ上げした市道を走り、ヒツジ牧場などの名所を巡ってもらう計画だ。

 丘の北側エリアにある防災教育拠点「交流センター」に、電動アシスト自転車や一般的な自転車など約10台を配備する。
 ペダルを踏み込むと圧縮するシリコンの反発でギアが回転し、楽にこげるという「フリーパワー自転車」を、県内の自治体によるレンタサイクル事業で初めて導入する。チャイルドシートを付けた電動アシスト自転車もある。
 千年希望の丘は震災がれきを盛った高さ約10メートルの丘を15カ所設け、高さ約3メートルの遊歩道でつなぐ緑の防潮堤。遠くまで見渡せる丘だけでなく慰霊碑やヒツジ牧場、パークゴルフ場といったスポットが点在し、敷地が広大なため移動手段の必要性が検討されていた。
 菊地啓夫市長は「各スポットを一体的に回れるようにしようと、自転車の活用を決めた。行楽にいい季節なので、お弁当を持って散策してほしい」と話す。
 小学3年生以上が対象で、使用料は1台につき200〜400円。土日曜も貸し出す。強風が懸念される12〜3月は休止する。


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2018年10月01日月曜日


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