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第8回オリザ賞 大賞に七ケ宿源流米ネットワーク

 宮城県農協中央会は30日、コメを通じた農業振興と地域づくりの優れた取り組みを表彰する「オリザ賞」(河北新報社、東北放送共催)の第8回受賞団体を発表した。大賞は宮城県七ケ宿町の「七ケ宿源流米ネットワーク」(梅津賢一代表)に決まった。準大賞には仙台市太白区の「あきう生産組合」(柴田市郎代表理事組合長)と、大崎市の「大崎の米『ささ結(むすび)』ブランドコンソーシアム」(代表・伊藤康志市長)を選んだ。

 七ケ宿源流米ネットワークは、七ケ宿町内のコメ農家が集まり2008年に設立した。米作りに必要な水源の保全や環境負荷が少ない稲作を実践。中山間地向け品種「やまのしずく」を栽培、高品質なコメを生産し続けている。
 あきう生産組合は、地域の耕作放棄地解消に取り組んできた農家が中心となり16年に設立。大豆やソバなどの転作作物に加え、環境保全米の栽培を経営の柱に育てた。地元の旅館やホテルなどと連携した農業振興に注力する。
 大崎の米「ささ結」ブランドコンソーシアムは15年の設立以来、地域一丸となってコメのブランド化を推進。各構成団体がPR戦略や販路拡大などで知恵を出し合い、ササニシキ発祥の地から新たなササ系銘柄の認知度向上を目指す。
 審査は伊藤房雄東北大大学院農学研究科教授ら6人が行った。受賞3団体は11月15日に仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれる県農協大会で表彰される。大賞に賞状、副賞のトロフィーと30万円、準大賞には賞状、トロフィーと10万円がそれぞれ贈られる。
 オリザ賞は3年に1度に表彰され、過去7回で計19団体が受賞している。


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2018年10月01日月曜日


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