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<台風24号>宮城で2人けが、仙台駅西口の街路樹倒れる 大規模な停電も

始発から大きく乱れた列車の運行状況を確認する利用客ら=1日午前7時45分ごろ、JR仙台駅

 1日早朝に東北を通過した台風24号は、住民生活に大きな影響を与えた。宮城、福島両県で計3人がけがをしたほか、交通機関は運休や遅れが相次ぎ、小中高校は休校や始業時間の繰り下げを強いられた。大規模な停電も発生し、混乱は終日続くとみられる。

 石巻市の男性(76)は避難所敷地内で転倒し、右肩にけがをした。白石市の60代男性はごみ収集作業中、飛んできた鉄製の扉が直撃し、頭部に軽傷を負った。いわき市久之浜町では30代男性が強風で割れた窓ガラスで右手を切った。
 宮城県では116世帯の183人が、岩手県では計849世帯1592人がそれぞれ一時避難した。
 倒木も相次ぎ、JR仙台駅西口の駅前通で午前3時ごろ、街路樹のケヤキ1本(高さ15メートル)が強風で倒れ、片側4車線を一時ふさいだ。けが人はなかった。
 JR東日本仙台支社によると、1日は仙石東北ラインの仙台−石巻間や常磐線の原ノ町−仙台間など各線の一部区間で正午ごろまで運休。東北、秋田、山形の各新幹線に遅れが出た。
 仙台駅の中央改札前には運行状況を案内する掲示板が用意された。仙台市の男性会社員(34)は「会社の最寄りの古川駅まで行きたいが、在来線が動いていない。新幹線で行こうと思う」と話した。仙台空港では1日午前8時半現在、国内線23便の欠航が決まった。
 東北電力によると秋田を除く東北5県で倒木による断線などで9月30日夜〜10月1日に延べ約5万8000戸が停電した。宮城県内は1日午前10時現在、仙台市宮城野区など計約1460戸で停電している。
 宮城県教委などによると、臨時休校は県立校が中学校1校と高校37校、特別支援学校5校で、私立校は中学校1校と中等教育学校1校、高校6校に上った。仙台市を除く小中学校は、小学校93校と中学校51校が臨時休校。
 仙台市教委によると、市立学校は仙台青陵中等教育学校など3校が臨時休校。小中学校全184校が始業時間を2時間繰り下げた。


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2018年10月01日月曜日


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