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復興の先見詰める拠点に 震災で全壊した女川町役場、新庁舎が開庁

【向き合う】大きな窓がある図書室で復興が進む中心部を眺めながら読書を楽しむ親子
【開け放つ】低地側から見た新庁舎。ガラスを多く配し開放的な印象を受ける
【にぎわう】生涯学習センターのホール。「おながわ秋刀魚収獲祭」で使用され多くの町民らでにぎわった=9月30日

 東日本大震災の津波で全壊した女川町役場の新庁舎が完成し、開庁式が1日、現地であった。新たな町の拠点を核に、復興まちづくりを推し進める。
 約80人が出席。須田善明町長は「震災後、さまざまな課題を抱える町民も多い。笑顔で過ごせる町をつくるための新たな拠点としてスタートしたい」とあいさつ。関係者がテープカットし完成を祝った。
 新庁舎は、座席数412のホールと蔵書約8万冊の図書室を備える生涯学習センターと保健センター、子育て支援センターを併設。住民サービスを一元化し、利便性の向上を図る。
 庁舎入り口は住宅が並ぶ高台側と、商業施設がある低地側にそれぞれ設け、二つのエリアをつなぐ。女川湾に面する東側に大きな窓を配し、海との一体感を演出した。
 町は2011年7月から旧女川二小駐車場に設けた仮設庁舎で業務を行い、9月25日に新庁舎で業務を始めた。


2018年10月02日火曜日


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