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<台風24号>宮城県内で落果、倒木相次ぐ 建物被害、休校も多数

 台風24号による大雨と強風の影響で、宮城県内は1日未明から落果や倒木が相次ぎ、建物の被害も発生した。多くの小中高校は臨時休校や始業時間を繰り下げる対応を取った。
 みやぎ亘理農協によると亘理、山元両町内でリンゴが2〜3割落果したとみられる。収穫を来月に控える山元町鷲足のリンゴ農家岩佐孝さん(68)は「これだけ落ちたのはこの10年間で記憶がない。傷ついたものを含めると5割くらいの被害だ」と落胆した。
 利府町ではナシ約4.5トンが落果、被害額は約100万円とみられる。蔵王町では、飼料用トウモロコシが約15ヘクタールで茎が折れるなどした。県によると1日現在、ビニールハウスの被害額は約1890万円に上る。
 建物被害も相次いだ。仙台、登米、蔵王、美里、松島の5市町で住宅計32棟の屋根がはがれるなど一部が損壊。大崎市鳴子温泉の公衆浴場「早稲田桟敷湯」は天井に破損が見つかり、営業を当面見合わせる。
 JR仙台駅西口の駅前通では街路樹のケヤキ1本(高さ15メートル)が倒れ、片側4車線を一時ふさいだ。
 宮城県教委などによると、県立の中学、高校、特別支援学校計43校、私立計8校、仙台を除く市町村立の小中高校145校が臨時休校。仙台市教委は市立の小中学校全184校の始業時間を2時間遅らせた。


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2018年10月02日火曜日


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