広域のニュース

東北の企業が内定式 激変の時代、精進誓う

みやぎ生協の宮本理事長(左)から内定証を受け取る内定者

 東北の各企業は1日、2019年春入社予定の大学生らの内定式を開いた。働く世代の人手不足が深刻化する中、工場完成や合併を控える企業は新たなスタートを支える戦力を歓迎した。

 北上市に製造拠点を整備している半導体大手東芝メモリ(東京)の地元子会社東芝メモリ岩手は、市内のホテルで内定式を開催。新卒1期生となる内定者50人が顔をそろえた。
 19年に完成する製造棟で20年に3次元フラッシュメモリーの量産が始まる。米倉明道社長は「皆さんの力で軌道に乗せたい」と期待した。来春の新規採用は高卒を含め370人を見込んでおり、現在も募集中だ。
 19年3月、コープふくしま(福島市)、福島県南生協(矢吹町)と合併するみやぎ生協(仙台市)。内定証授与式を仙台市内のホテルで行い、合併後初の採用となる内定者71人のうち65人が出席した。
 宮本弘理事長は「宮城、福島両県にまたがる生協として二つの地域の暮らしに寄り添いたい」と呼び掛けた。大崎市出身の青森大4年小笠原歩夢(あゆむ)さん(21)は「お客さまと常に笑顔で接し、地域の皆さまを笑顔にさせるきっかけをつくりたい」と決意を述べた。
 日本旅行業協会東北支部が仙台空港で開いた合同セミナーでは、旅行会社4社の内定者22人が飛行機の誘導や貨物の積み込みなどを見学。近畿日本ツーリスト東北(仙台市)に入社予定の東北学院大4年後藤広樹さん(21)は「貴重な体験をお客さまへの説明に生かしたい」と話した。
 東北電力の内定式は仙台市青葉区の本店であった。大卒、大学院修了予定の内定者は159人。今春実績より33人多い。
 仙台銀行は青葉区の本店で内定式を開き、24人が出席。初めて採用した外国人留学生で、1日に入行した中国出身の劉静怡(りゅうせいい)さん(24)は「取引先の顧客に中国やアジアの企業が増えたと聞く。地元企業の発展に貢献したい」と語った。


関連ページ: 広域 経済

2018年10月02日火曜日


先頭に戻る