宮城のニュース

<ラムサール条約>宮城・南三陸町の志津川湾を登録へ 海藻200種超

環境省がラムサール条約の新規登録候補地とした宮城県南三陸町の志津川湾(町提供)

 環境省は2日、国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約に、宮城県南三陸町の志津川湾と、東京都江戸川区の葛西海浜公園の登録を推薦すると、中央環境審議会野生生物小委員会に報告した。
 10月中旬に正式登録され、アラブ首長国連邦で21日(日本時間)に始まる締約国会議で認定証が授与される見通し。国内の登録湿地は52カ所になる。
 志津川湾は暖流と寒流の影響をバランス良く受ける海域で、同じ場所に生息するのが珍しいアラメやマコンブなど200種類以上の海藻が確認されている。海水の浄化作用があり、小魚の産卵場となるアマモなどの海草が生い茂る。国の天然記念物コクガンの越冬地にもなっている。
 ラムサール条約は、多様な生物を支える湿地を守るため、1971年にイランのラムサールで採択された。日本は80年に加入。尾瀬(群馬など)や釧路湿原(北海道)など計約15万ヘクタールが保全対象として登録されている。東北では青森(仏沼)、宮城(伊豆沼・内沼、蕪栗沼・周辺水田、化女沼)、山形(大山上池・下池)の3県で5カ所が登録済み。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2018年10月03日水曜日


先頭に戻る