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婚姻届で門出祝福 広瀬川の四季、地下鉄沿線の名所…若林区の若手職員がデザイン

若林区役所に展示された原案のパネル(現在は撤去)。どれも若手職員の思いが込められている

 仙台市若林区役所の若手職員らが結婚するカップルを祝福し、区内での新生活を歓迎しようと、オリジナル婚姻届の作製を進めている。住民や高校生の意見を基に6種類の案から二つを選び、11月から配布する。
 組織や担当の垣根を越えた若手職員の自発的活動を促す区独自のプロジェクトの一環。入庁1、2年目の職員を中心とした有志計18人がデザイン、企画など役割分担し、5月に作製を始めた。
 8月下旬には地域の見どころや特徴を生かした六つの原案が完成した。広瀬川の四季をテーマにしたデザインや、市地下鉄沿線の名所を優しいタッチで描いた案など、結婚後の豊かな人生をイメージしている。
 職員らは地域の祭り会場や高校でのヒアリング、区役所内でのシール投票を通じ、住民との対話を重ねてきた。「今月婚姻届を出す予定の息子に勧めたい」「若林区の特徴が表現されていて、温かい気持ちになる」などの声があった。
 ヒアリングや投票などの結果を踏まえ、今月中旬にも2種類に絞り込む。500部ずつ用意し、11月1日から区役所の窓口で配布する。
 区民生活課の石黒利奈さん(23)は「本業務も慣れない中、完成させられるのか不安があった。対話を通じ、住民の思いを反映した婚姻届を作りたいという気持ちが増している」と意欲を見せる。


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2018年10月03日水曜日


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