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<仙台六大学野球>「いつかは」二刀流へ着々 東北工大1年・佐藤瑞

二刀流実現に向け、秋は打撃に磨きをかける東北工大の佐藤瑞=9月28日、東北工大グラウンド

 仙台六大学野球に投打の二刀流を目指している選手がいる。秋季リーグ戦でデビューした東北工大の1年佐藤瑞輝(宮城・東陵高出)。高校時代は投手で現在、肩の違和感のため主に三塁手を務めながら好調な打撃を見せている。将来的にはマウンドに立ち、「投打で勝利に貢献できる選手に成長したい」と意気込む。
 今季は6試合出場で打率3割6分7厘。積極性が持ち味のスイッチヒッターとして活躍する。宮城教育大1回戦(9月24日)は初の3安打を記録。「試合を重ねるごとにどの球にも対応できるようになってきた」と自信を見せる。
 高校時代はエースとしてチームを引っ張っていた。昨夏の高校野球宮城大会準決勝では仙台育英高と延長十五回の熱戦を展開。引き分け再試合となったことはファンの記憶に新しい。今春から抱えていた肩の違和感は回復傾向にあり、来春以降での二刀流デビューが現実味を帯びてきた。
 仙台六大学野球に指名打者制が1992年春に導入されてから、打者との分業が進み、投手が打席に立つのは珍しくなっている。
 佐藤は「きちんと体をつくって二刀流を実現させたい」と話す。小幡早苗監督は「打撃はボールを捉えるうまさがあり、投げては制球がいい。万全な状態であれば十分にやれるだろう」と期待する。(大谷佳祐)


2018年10月03日水曜日


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