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<吉岡宿にしぴりかの映画祭>知らないことを知ろう LGBT、冤罪などテーマの4作品上映へ

試写をして映画祭に備える実行委メンバー

 宮城県大和町吉岡の「にしぴりかの美術館」で6、7日、「吉岡宿にしぴりかの映画祭」(実行委員会主催)が開かれる。世の中の「知らないこと」を知り、みんなで考えようと2016年に始まり、3回目を迎えたドキュメンタリー映画祭。今回は性的少数者(LGBT)や冤罪(えんざい)、障害をテーマにした4作品を上映する。
 6日は、理不尽な冤罪と闘ってきた男性5人が獄中生活を振り返る「獄友」(115分)、重度の知的障害者が地域で生きる姿を描いた「道草」(95分)の2本を公開する。「道草」は名取市の映像作家宍戸大裕(だいすけ)さんの監督作品で、来年2月以降の全国公開に先駆けた上映となる。
 7日は、ともにLGBTの恋愛模様や日常を追った「11歳の君へ」(58分)「恋とボルバキア」(94分)の2本。「11歳の君へ」は、耳の聞こえない今村彩子監督が、ろう者や難聴者のLGBTを取材してまとめた。
 全作品の監督が来場。上映後は「ちがいを話そう」と題したトークがあり、障害や性について語り合う。ゲスト参加するLGBT当事者の柊咲(しゅうき)さん(27)=仙台市=は「地方で開かれる映画祭に意義がある。LGBTを知り、考えるきっかけにしてほしい」と望む。
 全作品に字幕が付き、恋とボルバキアの字幕は実行委が自主制作した。トークにも手話通訳が入る。
 両日とも午前10時半開場、11時上映。1作品1300円(小中学生、障害者と介助者1人は600円)。連絡先は実行委員長の小野田豊さん070(5011)0028。


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2018年10月04日木曜日


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