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<鉄道の日>特急「はつかり」雄姿再び 西公園のSLにヘッドマーク 登場60年、国鉄OBら企画

蒸気機関車に取り付ける「はつかり」のヘッドマーク
東北線で「はつかり」として客車をけん引した蒸気機関車=仙台市青葉区の西公園

 鉄道の日(14日)に合わせ、仙台市青葉区の西公園に保存展示されている蒸気機関車(SL)に、特急「はつかり」のヘッドマークを取り付けるイベントが13、14の両日開かれる。ヘッドマーク装着は1969年の展示開始以来初めて。かつて東北を縦断した雄姿が2日間限定で復活する。

 はつかりは58年10月、東北初の特急として上野−青森間で運転を開始。展示されているSLもはつかりとして客車をけん引した。SLは東北線が全線で電化された68年まで活躍した。
 今年ははつかり登場60周年になることから、国鉄OBらでつくる市内の蒸気機関車保存会がヘッドマークを探し、保管する愛好家から借り受けた。
 保存会会長の長倉徳之進さん(90)=青葉区=は69年当時、国鉄東北支社の車両課長。西公園のSLの現役時代を支えた。「ヘッドマークを付けた姿を見て、客車を力強くけん引した当時を思い浮かべてほしい」と話す。
 西公園のSLは国内に現存する唯一のC60形となる。風雨の影響で塗装が剥がれて腐食が進んでいたが、2014年秋に本格的に修繕された。きれいに塗り直され、屋根も設置された。
 展示は両日とも午前11時〜午後3時。写真撮影もできる。展示時間以外は盗難防止のためヘッドマークを取り外す。連絡先は保存会の赤塚吉雄さん022(371)6584。


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2018年10月04日木曜日


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