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<ベガルタ>梁勇基・椎橋 15歳差コンビ、連敗中のチームに活 中盤に変化を

紅白戦で主力組の中盤に入り、攻守で息の合った動きを見せた梁勇基(中央)と椎橋(左から2人目)

 J1仙台が中盤の新たな組み合わせを試している。不動だった奥埜と富田に代わり、主力組のインサイドハーフに36歳の梁勇基、アンカーに21歳の椎橋を配置。7日のホーム浦和戦を前に、出場機会が限られていた15歳差の両MFが2連敗中のチームに変化を加えようとしている。
 4日、仙台市の紫山サッカー場であった紅白戦。梁勇基はFW陣がつくったスペースに走り込み、野津田の右クロスに合わせてゴールを決めた。「いいタイミングだった。最前列と2列目の連係のイメージをもっと高めたい」と意欲的だ。
 連敗したここ2試合は流れからの得点がなく、梁勇基は「人の動きが止まっていることが多い」と分析する。紅白戦ではワンタッチのパスに反応し、前の選手を追い抜く動きを見せた。「緩急をつけて動きだせば、テンポが変わって相手はマークをつかみづらい」。プロ15年目の豊富な経験でチームに活を入れる。
 若い椎橋は守備で力を発揮。ボールを取ろうとしている位置に相手のパスを誘うと、一気にプレッシャーをかける。体の切れも良く、手応えを感じている。守備的な選手だが、パスの起点になり得るのも強みで「自分が20メートル前に展開できれば試合は変わる」と自覚は十分。石原、阿部の両FWと話し合い、パスを出すタイミングをすり合わせた。
 2人の今季の出場はともに12試合。椎橋は9月1日の清水戦、梁勇基は4月28日の札幌戦以来、先発がない。椎橋は「チームが負けている時は控え組にとってはチャンス」と定位置奪取に向けてアピールする。
 チームは残り6試合で8位につけ、3位までの勝ち点差は4。「勝てなかったらすぐに順位が下がる位置でもある。連敗している今が踏ん張りどころ」と梁勇基。戦い方の幅を広げ、ラストスパートを狙う。(佐藤夏樹)


2018年10月05日金曜日


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