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<福井国体>早川(宮城日大)納得の3位 成年女子ライフル伏射

成年女子ライフル伏射で3位入賞し、表彰式で誇らしげな表情を見せる宮城・日大の早川(中央)

 第73回国民体育大会は4日、福井市の福井県立ライフル射撃場などで各競技が行われ、ライフル射撃の成年女子ライフル伏射で早川実沙(宮城・日大)が3位入賞を果たした。エアライフル立射では高橋佳伶(山形・明大)が4位に入った。
 バスケットボールの成年男子は秋田(JR東日本秋田)が2年連続6度目の頂点に立った。サッカーの少年男子の青森(選抜)は4位に終わった。

◎本命種目へ流れつかむ

 ライフル射撃の成年女子ライフル伏射は、早川(宮城・日大)が614.8点で3位に輝いた。5日にある本命種目のライフル3姿勢に向け、「3位は5回の国体出場で最高順位。明日に向けて良いイメージをつかめた」と喜んだ。
 うつぶせの姿勢で60発撃って合計点を競う。同じ姿勢に見えてもミリ単位のフォームのずれが着弾点に影響する。一発ごとにフォームを確認し、修正する必要がある。
 試合の中盤、35発ほど撃った時点で立ち上がり、休憩を入れた。「自分の中でフォームが崩れだした。立て直しのためにリセットした」。競技に集中しつつ、フォームの乱れに気付く余裕があった。
 反省点は得点が伸び悩んだことだ。優勝者が出した617.4点は、9月の関東学生選手権秋季大会でマークした617.7点を下回る。「風がない最高のコンディションだったのに悔しい」と残念がる。
 国体出場経験がある父靖之さんや兄佳佑さんが「国体に出たんだよ」と誇らしげに語る姿に憧れ、宮城・東北高1年で競技を始めた。国体の成績は今大会で父や兄を上回った。
 将来の五輪出場を目指す4年生。「3位では父や兄にはまだ自慢しません。優勝じゃないと。明日は頑張ります」。5日の種目優勝に照準を合わせる。仙台市宮城野区出身。165センチ、52キロ。(岩崎泰之)

<高橋、メダル届かず悔しさ>
 ライフル射撃の成年女子エアライフル立射の高橋(山形・明大)は4位入賞。南陽高2年から4年連続の決勝に進んだが、「少年女子の最高成績の4位を超えることができなかった。1位がもらえるぬいぐるみが欲しかった」と悔しがった。
 予選を2位で通過し、決勝に進んだ。最初に撃つ5発が悪くなる癖が出てしまい、メダルには手が届かなかった。「最初の方だけ制限時間を気にして焦ってしまう。姿勢が悪いと分かったら撃ち直すよう意識付けしていきたい」と語った。
 今月中旬からの全日本学生選手権(インカレ)を次の目標に据える。「優勝を果たし、アジア選手権など国際大会に出場したい」と意気込む。


2018年10月05日金曜日


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