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<楽天>平石氏、対話重視信頼厚く V争いの土台づくり期待

東北楽天―ロッテ 則本ら投手陣と談笑する平石監督代行(左から3人目)=楽天生命パーク宮城

 東北楽天が5日、平石監督代行の来季の監督昇格を決めた。新監督の人選を一任された石井一久ゼネラルマネジャー(GM)は「複数の候補がいる」と熟慮していたが、最終的には選手、コーチとして創設時からのイーグルスを知る若き指揮官の継続を選択した。

 平石氏は6月に成績不振の責任を取って辞任した梨田昌孝監督の後を継いだ。選手が戦いやすい環境づくりを最優先し、日々目まぐるしく変わっていた打順を今江、銀次、島内ら主力選手を中心に固定。個々の役割を明確化することで打線が安定し、代行就任時の借金20を8月初めには10にまで減らした。2年目の田中ら若手も台頭するなど、苦しいチーム事情の中で一定の結果を残した。
 対話を重視し、選手やコーチからも「しっかり話をしてくれる。やりやすい」と信頼を得た。夏ごろには球団首脳から「若い選手を一生懸命使っている」と評価する声も出ていた。
 石井GMは監督の条件に「自分としっかりコミュニケーションを取れる人」を挙げる。最近では石井GMと平石氏の話し合いの中で松井の先発転向が実現するなど意思疎通が図れていた。
 平石氏は引退と同時に、当時の星野仙一監督に生え抜きコーチとして抜てきされた。星野氏は当時、「イーグルスの伝統をつくるためにも、平石のようなこのチームで育った人間を指導者に育てないといけない」と語っていた。初のOB監督には常に優勝争いができるチームの土台づくりが期待される。(中村紳哉)


2018年10月06日土曜日


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