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<福井国体>少年女子A100メートル 三浦(宮城・柴田高)が初優勝

少年女子A100メートル決勝 11秒83で2位と0秒03差の接戦を制した三浦

 第73回国民体育大会第7日は5日、福井県営陸上競技場などで行われ、陸上の少年女子A100メートルは宮城・柴田高2年の三浦由奈が2位に100分の3秒差の11秒83で初優勝し、青野朱李(山形中央高)は11秒88で3位となった。(18面に関連記事)
 少年女子共通砲丸投げで菊池聖奈(青森・田名部高)が7位、成年女子円盤投げで斎藤早希(山形・庄内AC)が6位に入った。
 馬術の成年男子六段障害飛越で鈴木嘉憲(宮城・シスコズシャトー)、カヌーの成年男子スラローム・カナディアンシングルで佐々木将汰(秋田)がともに頂点に立った。重量挙げの成年男子85キロ級で佐藤匠(宮城・明大)はスナッチで7位、トータルで8位。
 スポーツクライミングで競う山岳の少年男子リードは愛媛が制覇。岩手(中島、石嶋=ともに盛岡南高)が6位と健闘した。

◎持ち味の加速生かす

 期待のスプリンターが初の全国大会制覇を成し遂げた。少年女子A100メートルの三浦(宮城・柴田高)が、0秒03差で2位の高橋(東京高)ら強豪を押しのけて歓喜のゴール。「優勝できるとは思っていなかった。自分らしい走りができた」。息を弾ませて一気に喜びを語った。
 予選、準決勝を含め、全て1位。決勝は好スタートを切り、持ち味の加速力でスピードに乗る。中盤すぎで抜け出すと、そのままトップを譲らなかった。
 「夏の時点ではハンディが必要なくらい遠い存在だった」という全国高校総体(インターハイ)女王の御家瀬(北海道・恵庭北高、今回は11秒89で4位)にも勝った。決勝を意識し過ぎてしまい、準決勝敗退となったインターハイの失敗を教訓にレースに集中した。全国大会のメダルは国体2位だった中学3年以来だ。
 今季は右足甲のけがで出遅れた。春に高校3年で迎える来年のインターハイ優勝を目標に据えて「400日計画」を立てた。花沢監督が「国体は通過点と捉えていたが、ここまで成長するとは」と驚く横で、本人は照れくさそうに笑う。
 「走るのが好き」と中学1年で競技を始めた。「来年のインターハイは日本高校記録で優勝したい」。真っすぐな思いを胸に、大きな目標へ向けて駆ける。石巻市出身。159センチ、52キロ。(岩崎泰之)

<青野朱李(山形中央高=少年女子A100メートル3位に納得の表情)>「夏のインターハイ後に左足かかとを疲労骨折し、復帰戦の今大会で3位に入れて安心した。正直(2年生と)後輩の三浦選手に負けたのは悔しいけど、同じ東北の選手として『おめでとう』と伝えた」


2018年10月06日土曜日


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