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<インバウンド>東北に導け 来月松島で「全国善意通訳の集い」

全国大会に向け、実地研修の石巻コースを下見する松島SGGの会員=6月

 宮城県松島町のボランティア団体「松島善意通訳者の会(松島SGG)」が、町内で11月2、3日に開かれる「全国善意通訳の集い松島大会」の準備を進めている。全国大会は12回目で東北開催は初めて。東日本大震災からの復興状況を参加者に見てもらうとともに、東北の仲間と訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘致につなげていく考えだ。

 松島SGGの会員は英語、中国語、韓国語を使える40人。後れを取る東北のインバウンド受け入れ態勢の改善に一役買い、2020年東京五輪・パラリンピックなどを支えていこうと、開催に名乗りを上げた。
 全国大会は日本政府観光局(JNTO)との共催。初日は基調講演や4分科会がある。分科会のテーマは「外国人に喜ばれるガイドの仕方の工夫」、災害時や緊急事態を想定した「緊急時の対応およびSGG(組織化された善意通訳者)の連携」など。
 2日目は実地研修で参加者が石巻、仙台、平泉、松島の4コースに分かれ、被災した沿岸部や歴史遺産を巡る。平泉、宮城、盛岡の各SGGも協力し、外国人を意識した案内を行う。
 松島SGGの会員はコースの下見で6月に石巻市の日和山や市復興まちづくり情報交流館などを視察。9月の勉強会では松島消防署員から自動体外式除細動器(AED)などを使った心肺蘇生法を学んだ。
 大会実行委員長の相沢多恵子松島SGG会長は「昨年7月から手探りで懸命に準備し、地元の支援も多く頂いた。大会を機に仲間を増やし、東北のインバウンド増を図りたい」と話す。
 一般参加も可。参加費は2食代込みで8000円。申し込みは電子メールで10日まで。連絡先は大会事務局の高橋さん080(1816)2145。


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2018年10月07日日曜日


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