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伊達綱村の実像多角的に 東北歴史博物館で特別展

肖像画やよろいかぶとなども並ぶ特別展

 「伊達綱村公300年遠忌記念特別展『伊達綱村』」(河北新報社など主催)が6日、多賀城市の東北歴史博物館で開幕した。没後300年を迎え、仙台藩存続の最大の危機を乗り越え、政治、経済、文化に大きな影響を与えた綱村を顕彰し、多角的に紹介する。12月2日まで。

 「幼君亀千代−後見人政治と伊達騒動」「綱村の親政」「綱村の信仰−寺社の造営」「地域とのつながり−塩釜の復興と肯山講」の4章に分類。初公開の自筆の扁額(へんがく)や9歳の時の書、国指定重要文化財の太刀「来国光」、親密さがうかがわれる母との書状など約120点を展示している。
 2歳で4代藩主になった綱村は1671年の寛文事件(伊達騒動)を乗り越え、広く人材を登用し組織改革を進め、学問を奨励。文教の興隆に努めた。
 塩釜神社の社殿造営や大年寺(仙台市)の建立など神仏への信仰も厚く、税金免除や市の開催など「貞享(じょうきょう)特令」を出し、塩釜を再興させた。
 14日午後1時半から元仙台市博物館長の東海林恒秀氏による記念講演会がある。毎週日曜午前11時から担当職員が展示解説する。
 午前9時半〜午後5時。入館は午後4時半まで。観覧料は一般1000円、65歳以上900円、小中高生300円。8日を除く毎週月曜と9日は休館。連絡先は022(368)0106。


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2018年10月07日日曜日


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