宮城のニュース

<福井国体>400メートル障害 岩渕(仙台育英高)後半伸びV

少年男子A400メートル障害決勝 52秒06で優勝した岩渕

 第73回国民体育大会第8日は6日、福井県の小浜市民体育館などで行われ、陸上少年男子A400メートル障害で岩渕颯耶(宮城・仙台育英高)が52秒06で優勝。少年女子共通の円盤投げで斎藤真希(山形・鶴岡工高)が46メートル87で2年連続で栄冠に輝いた。成年男子100メートルは山県亮太(広島・セイコー)が向かい風5.2メートルの条件下、10秒58で勝った。

◎プラン的中 風制す

 少年男子A400メートル障害は全国高校総体(インターハイ)2位の岩渕(宮城・仙台育英高)が52秒06で優勝した。強い向かい風覚悟で最後の直線で勝負し、自身初の全国大会制覇を達成した。
 7台目のハードルまで体力を温存し、8台目からギアを上げるプランがはまった。最後の直線は風速5メートル前後の向かい風。「風を制する者が勝つ」。9台目で隣を走る伊奈(愛知・豊川高)が前に出ても慌てずに10台目で並んだ。伊奈が直後に転倒し、そのままトップでゴールを駆け抜けた。
 インターハイ後、後半のスピードを磨く練習に力を入れた。「相手が前にいるイメージで練習していた。冷静に走れた」と話す通りの会心のレースだった。
 全国優勝したいと本気で思うようになったのは、2年生で出た昨年のインターハイからだ。気の緩みから準決勝で転倒してしまい決勝を逃したが、自分の実力が全国で通用することを知り、こつこつと練習を積んできた。
 取材されるのが苦手。「親からは『友達と話すように話しなさい』と言われている」。優勝の感想を聞くと「気持ちの整理がつかないくらいうれしい。優勝で今日は口が軽くなっています」と笑った。174センチ、62キロ。(岩崎泰之)


2018年10月07日日曜日


先頭に戻る