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<アングル宮城>遊びが育む子の力 仙台・冒険広場再開3ヵ月

【弾む】「ひょうたん島」のような形をしたトランポリン「ふわふわどーむ」は、子どもたちに一番の人気。ふかふかのエアマットで跳んだりはねたりすると、自然に心も弾む
【登頂】「あっ、海が見える」。避難の丘の遊具をつたってよじ登り、展望台から水平線を眺めた幼稚園児たち。きっと、小さな瞳の奥にさらなる冒険心が広がったはず
【夢中】砂場で穴を掘り泥んこに膝までつかって夢中で遊ぶ男の子。母親で仙台市若林区の主婦平木律子さん(38)は「のびのびとたくましく育ってほしい」と、わが子のわんぱくぶりに目を細めた

 「ぼうひろ」の愛称で親しまれてきた公園に、子どもたちのにぎやかな声が戻ってきた。
 東日本大震災で被災した海岸公園冒険広場(仙台市若林区)が再開して3カ月。「自分の責任で自由に遊ぶ」という広場のモットー通り、常駐するプレーリーダーが子どもたちのやる気を尊重し、アドバイスしながら見守る。のこぎりを使った工作からたき火まで、思い切り体験できる。
 「自由に遊ぶには、周りの状況に応じて自分で判断しなければなりません。その経験は災害の時にも役立つはず」と、運営に関わるNPO法人「冒険あそび場−せんだい・みやぎネットワーク」理事の根本暁生さん(46)が言う。
 まずは「ぼうひろ」で目いっぱい楽しむこと。すると、知らず知らずに生きる力が蓄えられる。(写真部・藤井かをり)


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2018年10月08日月曜日


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