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<インバウンド>奥入瀬渓流、環境保全と観光の両立へ・十和田でシンポ

学校の取り組みを紹介する十和田西高生

 奥入瀬渓流(青森県十和田市)の環境保全と観光の両立に向けて理解を深める「これからの奥入瀬を考えるシンポジウム 世界に誇れる奥入瀬を目指して」が9月29日、十和田市民文化センターで開かれた。青森県と市が主催し、市民ら約180人が参加した。
 奥入瀬の目指す姿を県と市に提言した「奥入瀬渓流利活用検討委員会」の委員長を務める石田東生(はるお)筑波大名誉教授が「世界に誇る奥入瀬の再生復活」と題して基調講演した。
 石田氏は奥入瀬が置かれた現状や提言内容などを説明。「訪日客増加をブームで終わらせず、地域づくりにどうつなげるかが問われている」と強調し、社会資本整備の大切さを訴えた。
 十和田西高3年の西野彩花さん(17)らは、同校の取り組みを紹介。「ツナグ」をキーワードに、幅広い世代とつながり、同世代の人と気持ちを共有したいとの思いで活動していることを報告した。また「皆さんの笑顔が活動の源になっている」と言い、「世界に誇れる奥入瀬を目指す一員として頑張りたいし、後輩に技術を教えていきたい」と話した。
 シンポではパネル討論も行われたほか、渓流のすばらしさを知ってもらう活動に協力したとして、検討委が十和田西高と県トラック協会に感謝状を贈った。


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2018年10月08日月曜日


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