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<気仙沼・早馬神社>漁の再興願う例大祭、みこしが地区内練り歩く

みこしを漁船に運び入れる住民ら

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市唐桑町宿浦の早馬神社で7日、例大祭があり、住民らがみこしを担いで地区内を練り歩き、海の安全や復興を祈願した。
 担ぎ手は地区住民、市内の外国語指導助手(ALT)ら約30人。「セイヤ、セイヤ」と掛け声を合わせ、神社から津波で流された宅地跡に接する道などを回った。宿浦漁港では漁船にみこしを運び入れ、漁の再興を願った。
 台風25号の影響で強風が吹き、鮪立(しびだち)漁港など湾内を巡る巡行は中止された。
 宿浦地区は津波で住宅の9割近くが流出。早馬神社は約2メートル浸水し、みこしも漆がはがれるなどの被害を受けたが、その年の秋には例大祭を開いた。
 宮司の梶原忠利さん(78)は「海に出られず残念だが、地域の幸せを願う思いは震災の前も後も変わらない」と話した。


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2018年10月08日月曜日


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