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象牙不正登録し転売か 宮城県警など業者3人再逮捕へ

 仙台市青葉区の訪問購入会社「リサイクルセンター東北」による特定商取引法違反事件で、社長の佐瀬常太容疑者(39)=仙台市青葉区宮町2丁目=らが象牙を不正に登録して転売した疑いが強まり、宮城、岩手、山形、福島4県警の合同捜査本部が種の保存法違反の疑いで、佐瀬容疑者ら3人を再逮捕する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。10日にも逮捕する。
 捜査関係者によると、3人は共謀して2016年8月〜18年1月、宮城県の個人宅を訪問して男性3人から未登録の象牙3本と登録済みの1本を買い取った後、象牙の取得経緯を偽った申請書を国に提出して不正に登録させ、インターネットサイトで転売した疑いが持たれている。県警によると、不正登録の象牙を実際に取引した事件の摘発は全国で初めて。
 象牙はワシントン条約で1990年以降、国際取引が全面禁止。国内では種の保存法に基づき、条約で禁じられる前に入手した象牙であれば、その経緯を国に登録した上で売買できる。
 佐瀬容疑者と再逮捕される2人を含む同社の現・元従業員5人の計6人は9月、貴金属などの訪問購入の際に客に適切な説明をしなかったとして、特商法違反(不実告知など)容疑で逮捕された。


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2018年10月10日水曜日


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