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<JR東日本>鉄路の安全、心に刻む 研修用「事故の歴史展示館」拡充

事故の概要や要因、対策を紹介している本館

 JR東日本が9日公開した総合研修センター(福島県白河市)内の「事故の歴史展示館」は、社員が過去の事故の要因などを学ぶための施設だ。年間約2万8000人の社員やグループ会社関係者らが研修に利用している。
 今回の拡充では、センター内から独立させる形で本館を新設した。鉄道が開業した1872年以降の34の事故を速度超過や列車火災などで9分類し、デジタルサイネージ(電子看板)やパネルで紹介。当時のニュース映像や関係者の証言動画などを確認できる。
 このうち、2014年2月の京浜東北線脱線事故を再現したのが考察館。実物車両を使っており、横転によって運転席の窓が割れた様子が事故のすさまじさを物語る。
 片方喜信館長は「事故の教訓を語り継ぐ人も少なくなり、証言を残すことが大事だ。事故を肌で感じ、安全を心に刻んでほしい」と社員たちに期待した。
 展示館は02年11月に開館した。14年4月には、羽越線で脱線した車両や東日本大震災で津波に襲われた車両などを展示する車両保存館を増設している。


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2018年10月10日水曜日


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