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<宮城県>部活手当巡り混乱 「約束違反」他会派が批判

 休日に部活動を指導した中学、高校教員に支給する手当を見直す宮城県条例の改正案を巡り、10日の県議会9月定例会が混乱した。総務企画常任委員会は所管外の県教委説明を求めることを決めたが、共産党県議団の議案修正の動きが表面化。他会派が「約束違反」と反発し、異例の説明要請を巡る議論は11日に仕切り直される事態になった。
 総務企画常任委では10日午前、共産の委員が所管外の県教委職員の招致を求める動議を提案し「議論を尽くすことは重要」として全会一致で可決。11日に県教委職員から説明を受けて条例案を審議し、採決する方針が決まった。
 委員会終了後、状況は一転した。共産が手当額を据え置く修正議案を検討していたことが明らかになり、自民党・県民会議などが「各会派が修正案を出さないという動議可決の前提が崩れた」と批判を強めた。
 共産は委員会での議案修正を取りやめる考えを示したが、他会派の不信感を拭い切れず、最終的な結論は持ち越された。11日の委員会で、職員招致の可否について改めて協議する。
 一方、県教職員組合(宮教組)と県高教組は10日、条例改正案の取り下げを求める要請書を県教委に提出した。県教委は取り下げに応じない考えを示した。


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2018年10月11日木曜日


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