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<仙台市有施設>177棟法定点検怠る 建築物や換気設備など

 仙台市は10日、建築基準法で義務付けられている市有施設の損傷や腐食の点検を177棟で怠っていたと発表した。2005年の法改正で、延べ床面積100平方メートル以上の建築物は3年、内部の換気や給排水の設備は1年ごとの点検が義務化されたが、市急患センターなど14棟は、いずれの点検も実施していなかった。
 建築物の点検未実施は29棟。八木山動物公園の立体駐車場やは虫類館、市バスの整備工場5カ所は05年以降、一度も実施しなかった。幸町第2(宮城野区)と若林(若林区)両市営住宅の計6棟は14年の改修工事以降、点検を怠った。
 換気や給排水の設備点検は、泉区役所本庁舎や太白、宮城野、若林各区の文化センター、市科学館、各消防署など162棟で実施していなかった。
 同法は1級建築士ら有資格者が目視や計測で点検するよう定める。今年5月、担当課に別部署から問い合わせがあり、未実施が判明した。建築設備に含まれるエレベーター、エスカレーターに点検漏れはなかった。本年度中に全棟で点検を実施する。
 市建築指導課は「各部署、施設への周知不足や各施設の認識不足が原因。劣化が著しい場合、その都度修繕しており、今回の未実施が直ちに危険とは判断していない」と説明した。


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2018年10月11日木曜日


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