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<象牙違法転売>不正登録取引の疑いで3人再逮捕

合同捜査本部が押収した象牙と登録申請書の見本=仙台中央署
佐瀬容疑者が訪問購入時に宮城県内の顧客に渡した名刺(画像の一部を加工しています)

 仙台市青葉区の訪問購入会社「リサイクルセンター東北」による特定商取引法違反事件で、宮城、岩手、山形、福島4県警の合同捜査本部は10日、象牙を不正に登録して転売した種の保存法違反(譲り渡しなど)の疑いで、同社社長佐瀬常太(39)=仙台市青葉区宮町2丁目=、従業員鈴木正浩(45)=宮城野区新田4丁目=、元従業員のアルバイト渡辺誠(39)=宮城県柴田町上名生=の3容疑者を再逮捕した。宮城県警によると、不正登録の象牙を実際に取引した事件の摘発は全国で初めて。

 逮捕容疑は共謀して2016年8月〜17年12月、宮城県女川町と気仙沼市の70〜80歳の男性3人から未登録の象牙3本と登録済みの1本を登録票なしでそれぞれ買い取った上、16年8月〜18年1月には取得経緯を偽った申請書を国に提出し、国に象牙9本を不正に登録させた疑い。
 宮城県警によると、3容疑者は県内の個人宅を訪問し、象牙9本を1本当たり5000〜11万円、計約26万円で購入し、インターネットオークションで計約58万円で転売した。
 仙台地検は10日、訪問購入時に適切な説明をしなかったとする3人の特商法違反(不実告知など)容疑は処分保留とした。他に同法違反容疑で送検された元・現従業員3人のうち1人も処分保留で釈放となり、残る2人は同日、仙台区検に略式起訴され、仙台簡裁がそれぞれ罰金30万円の略式命令を出した。2人とも即日納付した。


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2018年10月11日木曜日


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