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拳銃摘発の捜査協力中、覚醒剤使用 男に有罪

 拳銃摘発の内偵捜査への協力中に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いなどで逮捕され、同罪などに問われた仙台市宮城野区の無職の男(47)の判決で、仙台地裁は10日、懲役2年4月(求刑懲役3年)を言い渡した。「捜査協力者と疑われるのが怖くて覚醒剤使用を断れなかった」との男の公判供述の信用性を一定程度認めつつ、情状酌量の主張は退けた。
 男の公判供述によると、暴力団関係者の知人から拳銃の運び屋を頼まれ、宮城県警に相談した際に捜査協力を求められた。県警から「普段通り接してほしい」と指示されたが、関係先の家宅捜索時に捜査協力を疑われ、知人から覚醒剤使用を勧められた際、「断ればもっと疑われる」と思って使用したという。
 田郷岡正哲裁判官は男の供述内容を「排斥はできない」とした上で、「犯罪行為は断ることができた。(捜査協力を)考慮するにも限度がある」と述べた。判決によると男は5月15日ごろ、宮城県内かその周辺で覚醒剤を使用するなどした。


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2018年10月11日木曜日


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