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<福島第1原発事故>避難先で死亡した女性の遺族提訴 東電、棄却求める

 東京電力福島第1原発事故で避難した福島県浪江町の女性=当時(86)=が死亡したのは避難生活に伴うストレスなどが原因として、遺族が10日までに、東電に約2800万円の損害賠償を求める訴えを福島地裁いわき支部に起こした。同日第1回口頭弁論があり、東電側は請求棄却を求めた。
 訴えによると女性は2011年3月に浪江町から避難し、県内外6カ所を転々とした。避難先の福島市のホテルで同年5月、まひやけいれん発作を起こし、翌日急性心不全で亡くなった。遺族側は「避難によるストレスと十分な医療を受けられない状態にあったことが原因」と主張している。
 東電側は答弁書で避難生活と死亡との因果関係を否定。脳梗塞といった既往症の影響や高齢などによる衰えが原因と反論した。


2018年10月11日木曜日


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