宮城のニュース

<汚染廃棄物>石巻で試験焼却灰、処分場に搬入

焼却灰が入った大型土のう袋が並べられた埋め立て予定地

 宮城県石巻市は11日、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の試験焼却で生じた灰について、同市の河南一般廃棄物最終処分場に搬入を始めた。一定量の搬入が終わり次第、埋め立てる。
 午前9時40分に搬入を開始。3〜8日に発生した灰39トンのうち、固化した4トン分を土のう袋4個に分けて運び込み、クレーンでつり上げて埋め立て予定地に並べた。12、15日に残りを搬入する。
 市によると、サンプル調査では1キログラム当たり124〜237ベクレルで基準値内だった。結果を分析し、23〜28日に2回目の試験焼却を実施。検証後、11月12日に本焼却を始める。
 焼却に反対する住民団体「放射能汚染廃棄物処分を考える河南の会」のメンバーら約20人はこの日、同処分場を訪れ、福田寿幸生活環境部長に搬入凍結を求める申し入れ書を手渡した。
 福田部長は「試験焼却は順調に進んでいる。情報をしっかり発信しつつ、安全な方法で埋め立て処理をしていきたい」と話した。


2018年10月12日金曜日


先頭に戻る