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知られざる日常つぶさに見つめる 岐阜の写真家、宮城大で写真展 19日まで

精神科病棟の患者の姿を写した写真が並ぶ大和キャンパス図書館
太白キャンパス図書館に展示された「ぶたにく」の写真と、撮影した大西さん(右)

 宮城大の大和キャンパス(宮城県大和町)と太白キャンパス(仙台市太白区)のそれぞれの図書館を会場に、写真家・映画監督の大西暢夫さん(50)=岐阜県池田町=の写真展「つぶさに見つめる−写真家大西暢夫の仕事」が開かれている。19日まで。入場無料。
 大西さんはダムに沈む村での暮らしや精神科病棟の患者たち、東日本大震災の津波被災地など、さまざまなテーマに時間をかけて取り組む。
 大和では、精神科病棟で長期間過ごす入院患者らの姿を撮影した30点を展示。太白では、豚の誕生から食肉としての出荷までを記録した写真絵本「ぶたにく」(幻冬舎)の写真約50点を並べた。いずれも普段の生活で人の目に触れることの少ない姿や事象が浮かび上がる。
 3日に太白で開かれたトークで大西さんは「ぶたにく」について「豚肉を毎日食べているのに、豚の生態などを知りびっくりしたことが多かった。表に出てこないことを知っていくと、食べることなどいろいろと考えるきっかけになる」と語った。
 写真展は大和の図書館のリニューアルを記念して同大が企画。事業構想、看護各学群がある大和、食産業学群がある太白に合わせてテーマを決めた。茅原拓朗・同大学術情報センター長は「大学の図書館は地域の人も利用できる施設。写真展をきっかけに足を運んでほしい」と話す。
 開館時間はいずれも平日午前9時〜午後7時。連絡先は大和キャンパス図書館022(377)8313。


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2018年10月12日金曜日


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