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常磐線の新駅は「Jヴィレッジ駅」JR東が発表 「復興のシンボルに」

Jヴィレッジ駅のホームなどの建設現場。右側は通過する常磐線の下り列車

 JR東日本は11日、サッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)近くに建設している常磐線新駅の名称を「Jヴィレッジ駅」と発表した。工事が約6割まで進んだ現場の様子も報道機関に公開した。
 JR東でアルファベットが入る駅名は初めて。東京電力福島第1原発事故で対応拠点となったJヴィレッジが全面再開する来年4月の開業を予定する。
 新駅は広野−木戸(楢葉町)間の広野、楢葉両町の境界に整備中。Jヴィレッジや周辺でのイベント開催時に限って営業する臨時駅となる。
 同社水戸支社の三浦博信営業部長は「地域を表すのにふさわしく、分かりやすい駅名。復興のシンボルとして地域の振興に貢献できればいい」と話した。
 新駅整備は昨年11月、周辺8町村でつくる双葉地方町村会と県が要望した。約15億円の整備費は町村会と県、JR東が約5億円ずつ負担する。町村会などは「Jヴィレッジ駅」の名称を希望していた。
 新駅は一部再開したJヴィレッジから徒歩2分。ホームと駅舎は約20メートルの高低差があり、エレベーターやスロープが設けられる。
 常磐線は富岡−浪江間の20.8キロで、原発事故の影響などによる不通が続く。JR東は19年度末までの全線再開を目指している。


2018年10月12日金曜日


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