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<栗原市>職員が産廃不法投棄 市有地にシンナー100リットル

シンナーが不法投棄された市有地。現場周辺がブルーシートで覆われている

 栗原市建設課の道路補修作業班が9月、市道の白線引き器の洗浄に使った産業廃棄物のシンナー約100リットルを市有地に不法投棄し、県から指導を受けていたことが12日分かった。市は「職員が安易な認識でやってしまった。再発防止策を徹底する」としている。
 市によると同班の職員7人が9月27日、一斗缶8本に入ったシンナーを市の倉庫から同市築館の市有の資材置き場に搬入。数十センチの穴を掘ってシンナーを流したり周囲にまいたりした。
 作業を見掛けた市民が同日夕、「市職員が何かを捨てている」と市に通報。翌28日朝、担当職員に経緯を確認して発覚した。市は県北部保健福祉事務所(大崎市)の指導に基づき、29日までに民間の産廃業者がシンナーが浸透した土(約17トン)を撤去した。
 市の調査によると、現時点で液剤が井戸水に混入するなど周囲への影響は出ていない。市の聞き取りに対し、担当職員は「悪いと思ったが、邪魔だから捨ててしまった」などと話しているという。市は近く職員を処分する方針。
 市の担当者は「あってはならない行為で、市民に大変申し訳ない。廃棄物の処分マニュアルを徹底し、二度と同じことがないようにする」と話した。


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2018年10月13日土曜日


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